犬と猫と畑のある暮らし

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現実から目をそむけてはいけない

原発事故後、福島県から、ここ北海道へ避難移住の際に
乗り入れた車。

以前から放射性物質が付着しているであろうことは、このブログにも
何度か書いてきました。

本日、あらためてワイパー根本部分を線量計で測定したところ、
1.75マイクロシーベルト。

急いで写真におさめましたが、写真では1.36マイクロシーベルトの
ときの撮影になりました。

CA3I0242.jpg


それにしても高い。
以前、ラジエーター付近で測定して0.9マイクロシーベルトだった時ですら
とても驚いたのですが、ネット情報でワイパーの根本のパッキン部分に
付着した放射性物質は除染をしても落ちないという情報があったので
今回初めて測定してみたところ、1.75マイクロシーベルトだったという
流れです。もっとじっくり測定したら、これより高い数値の箇所があったかも。

事故から7か月以上たってもこの数値です。

これが現実なのです。

空間線量でこの値だということは、付着しているであろう放射性物質の
実際の数字がどれほど凄まじいものなのか、考えただけで悲しくなります。


けれど、悲しんでだけいても前には進めないのです。

私たちは、この現実としっかりと向き合い、きちんとした対応をとって
いかなければならないのです。

この数字が意味するものがなんなのか。

このことから目をそむけている間は、絶対に前には進めない。


この原発事故により、数えきれない人々が悲しみや苦しみを背負うことに
なりました。人生そのものが大きく変わってしまったのです。

そういうことすべてを現実として受け止め、事実認識をし、
やるべきことをやっていく、それ以外何があるでしょう?

あの事故を、なかったことにはできないのです。

今後、おそらく想像を絶する数で健康被害が起きてくるでしょう。
それは、チェルノブイリ事故からはっきりしていること。

まして、福島の事故は、それ以上とも言われているのですから。

何度も言いますが、
小出さんは「世界は変わってしまった」と言っています。

今もなお、福島には人が暮らしている。
でもそれは、決して本来あるべきことではないのです。
ないのだけれど、暮らしているのです。
逃げたくても逃げることができない人がたくさんいるのです。

「今でも福島で暮らしている人がいるんだから大丈夫」だとか
「汚染された車に乗っているけれど、皆元気だから大丈夫」だとか、
そんなふうに思ってほしくはありません。

政府は、未だに避難指示も出さなければ、健康被害についての言及も
ありません。
大丈夫だと思う人、本気でそう思う人は、行って暮らしてください。
遠目から「安全」だとか「大丈夫」などと言うのは、非常に無責任です。
何を根拠にそのような発言をすることができるのか、甚だ疑問です。
そういう無責任な発言で、子供たちの大切な未来を奪わないでください。

現実に目を向けず、何もかも曖昧にし、なかったことにして
今まで通りに暮らしていく、なんてことはできないのです。

原発事故というのは、そういうことです。

いい加減、私たちは学ばなければならない。

今、この国がどういう状況に置かれているのかを、本当に真剣に
考えなければならない。

子どもたちの未来を奪う原発に、明るい未来なんて想像できますか?

本当にこのままでいいのですか?

私たちが今やるべきことはなんですか?

人と人がいがみ合うことですか?

原発事故を忘れることですか?なかったことにすることですか?



答えは自分の心に聞いてください。


それぞれが、やれること、やるべきことを自分で考え、見出し、
そして行動していくしかないと私は思っています。

もし、やり場のない気持ちをどうしても誰かに向けたいと思うなら、
その矛先は「東京電力」に向けてください。
「経産省」でも「文科省」でもいいですよ。
電話の1本でもかけて、その怒りをぶつけてください。
ご自分が暮らしている地元の行政機関でもいいです。

とにかく、一般の人を批判することはやめてほしい。
言ってみれば、みな、被害者なのですから。

大切なのは、人の批判をしたり、誰かのせいにしたり、責めたりすることじゃない。
そんなことよりも、事実認識に努めてください。
チェルノブイリで何が起きたか、知ってください。
フクシマが、どうなっているのかを知ってください。
子どもたちが、どれほど危険な状況でいるのかを知ってください。
ご自分ができることを考えてください。そして行動してください。
安易に「大丈夫」などと口にしないでください。

本当に、心からそう思います。

無責任な発言をする人は許せません。
身勝手に人を批判する人も、本当に許せません。
真剣に向き合っている人に失礼です。



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